University of Tsukuba Rugby Football Club

関東大学春季交流大会B vs慶応義塾大学

4/27(日)に慶應義塾大学日吉グラウンドにて、関東大学春季交流大会Bの慶応義塾大学戦が行われました。

レビュー担当:小池陽翔(体育4年・春日丘)

 

〈総評〉

春季大会第2戦。前回の青山学院大学戦では、試合の入りでディフェンスエラーが多発し、流れを相手に渡してしまった反省から、今回は試合の入りを特に意識して臨みました。

前半は筑波がトライを挙げて先制しましたが、互いに得点を重ねる展開となりました。しかし、FW陣がラインアウトでプレッシャーをかけ続けたことで、徐々に筑波が主導権を握り、6点リードで前半を終えました。

後半もラインアウトのプレッシャーを武器に、筑波が3連続トライを奪うなど、試合を優位に進めました。その後、慶應に1トライを返される場面もありましたが、リードを守り切り、ノーサイドを迎えました。

筑波の強みである接点で良いシーンも多く見られましたが、試合を通して受けに回る場面も依然として見受けられました。また、前回課題となった「試合の入り」については、十分な修正ができたとは言えず、今後の成長に向けた重要な課題だと感じています。

春シーズンはまだ始まったばかりです。次戦の立正大学戦に向けてチーム一丸となり、良い準備を重ねていきたいと思います。

「チーム高橋」の目標である日本一に向け、今後も成長を続けてまいりますので、引き続きご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

〈印象に残ったプレー〉

後半7分、ミスボールを拾った大町がサイドへ展開し、増山将(体育3年・東海大大阪仰星)がブレイクダウンを形成。そのボールを高橋佑太朗(体育4年・茗渓学園)がクイックで球出しし、白丸智之助(体育3年・長崎北陽台)、水澤雄太(体育3年・茗渓学園)、今村颯汰(体育3年・福岡)、大町尚生(資源4年・長崎北陽台)へとパスを繋ぎ、ライン際にいた中森真翔(体育2年・桐蔭学園)が、U-23日本代表でエディーHCから高く評価されたエッジ際でのボールキャリーを活かし、オフロードパスを飯岡健人(体育3年・流経大柏)へ。さらにフォローした高橋から、最後は再び飯岡へ渡り、見事トライに結びつけました。

筑波の強みである、FWBKが一体となった連携の光る素晴らしいアタックでした。

 

MOM

この試合のMOMには、大町尚生を選出しました。

試合を通してリーダーシップを発揮し、トライやビッグゲインに繋がるプレーにも何度も関与するなど、勝利に欠かせない活躍を見せました。

大町尚生(資源4年・長崎北陽台)のコメント〉

MOMに選出していただきありがとうございます。

今回の慶應義塾大学戦では接点と空いたスペースに運ぶことが重要なゲームでした。前半の立ち上がりは相手ボールが続くことが多く、前に出られてしまうことは反省でした。個人としては持ち味のハンドリングと前を見るプレーが存分に発揮できました。

これからも筑波のラグビーを体現できるように頑張りたいと思います。

 

レビュー編集担当:杉崎玖宇

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