University of Tsukuba Rugby Football Club

強化試合 vs山梨学院大学B

山梨学院大学B戦 試合レビュー

6月15日(日)にCHUBU UT Fieldにて、強化試合・山梨学院大学B戦が行われました。

レビュー担当:高橋 佑太朗(体育4年・茗渓学園)

〈総評〉

試合は401本の勝負でした。筑波はフェーズを重ねて敵陣に侵入しましたが、自らのミスによって得点の機会を逃してしまいました。開始5分、モールからトライを決め、先制点を挙げました。しかしその後も、セットプレーやフェーズアタックにおいて簡単なミスが続き、相手に連続トライを許す展開となりました。

21分には、相手のペナルティから敵陣22m内まで攻め込み、ミスは続いたものの、岡本泰一(体育2年・茗渓学園)が相手ディフェンスラインの歪みを突いて突破し、田島汰一(社会2年・鶴来)へオフロードパスを通してトライを奪いました。その後は、両チームが1トライずつを追加し、最終的には1ゴール差で筑波が勝利を収めました。

この試合では勝利を収めることができましたが、自らのミスを修正しきれず、相手に攻撃の機会を与えてしまう場面が多くありました。筑波として初めて試合に出場した選手も多くいましたが、それぞれが今回の課題をしっかりと受け止め、今後のチームの競争力をさらに高めてくれることを期待しています。

 

〈印象に残ったプレー〉

開始36分のラインアウトからの一連のアタックでした。

セットプレーからモメンタムを生み出し、テンポの良い攻撃で相手に一切の隙を与えず、最後はトライを奪いました。それまではミスが続き、なかなか得点に結びつけることができない時間が続いていましたが、全員が一つひとつの仕事をしっかりと全うし、ボールを前に運ぶことができました。これまでこだわって取り組んできた「3フェイズの精度」をしっかりと遂行し、まさに全員で取り切ったトライだったと思います

 

MOM

この試合のMOMには黒田琉樹を選出しました。

試合を通して、抜群の運動量でチームのアタックに大きく貢献していました。ゲインが生まれた局面では、常にサポートに入り、オプションとなり続けていました。また、狭いスペースを果敢に攻略する場面も多く、何度もチームに勢いを与えるゲインを見せてくれました。筑波のアタックスタイルを体現し、試合を通してチームを力強く牽引していたと言えます。

 

黒田琉樹(体育2年・向陽)のコメント〉

MOMに選出していただき、ありがとうございます。

昨年の山梨学院戦は、自分にとって大学デビュー戦であり、大敗を喫しました。だからこそ、今回の試合で接戦を制し、勝利に貢献できたことをとても嬉しく思います。自分の強みであるスピードを生かして、チームに良い影響を与えられた一方で、接点の部分には課題が残りました。そこをしっかりと改善し、今後さらにレベルアップしていきたいと考えています。

これからも筑波ラグビーへの応援をよろしくお願いいたします

レビュー編集担当:谷川智樹

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