TR 高岸優希
日頃より、多大なるご支援のほど誠にありがとうございます。
4年TRの髙岸優希です。
早いもので、あっと言う間にラストシーズンを迎えることとなりました。
このシーズンを通し、私たちが4年間で積み上げてきたものを皆様にお見せできればと思います。
1年生でTRとしてこの部の門を叩き、2年生でTRリーダーとなり、3年目、4年目と、長いようで短い時間を、自分の信じるTR像を追い求め、駆け抜けてきました。
時には選手とぶつかり、議論を交わし、アメリカンフットボールという決して怪我の少ないと言えない競技を、より安全に、選手が怪我なく行うために努力してきたつもりです。
と、今では胸を張って言えますが、自分の存在がよくわからなくなり、TRを離れたくなった時期もありました。
体育専門学群生でもない、医学群生でもない私がこのチームの医務を担っていいのか、自分では力不足なのではないか。
でも、そんなことを言ってる暇はもったいなかった。
もったいなかったけど、今の私へと成長する大事な時間でもありました。
思っているよりも、4年間は短いし、不安なら不安なだけ経験を積んで、迷うならいっぱい考えればいい。
今、できることを精一杯やればいい。
私が経験し、乗り越えてきたことを、自分で信じてこれからのラストシーズンを駆け抜けたいと思います。
泣いても笑ってもこれで最後、ラストシーズンです。
夜空に輝く星も、いつかは燃え尽きて光を失う。
私たちには3ヶ月後に終わりが待っているけれど、星のように、今を輝いて一戦一戦を戦っていけばいい。
急に星の話ってなんやと思う方もいるかもしれませんが、宇宙観測研究室の同期が別の部でラストシーズンにかける想いに星の話をぶっこんでいたので真似してみました。
お互いラストシーズン頑張ろうね。
私はとても恵まれて4年間を過ごしてくることができました。
TRとして未熟な私を筑波大学という恵まれた環境で育ててくださった、福田先生、茂木さん、島貫さん、中谷さん、周さん、鳥谷さん、橋本さん。
大学になって新しい部活を始めたいというわがままを許し、優しく見守り応援してきてくれた両親、祖父母。
TRとしての理想を求める私についてきてくれたTRの後輩たち。
本当にありがとうございます。
そして、4年間を共にした同期のみんな。
最後に笑って終われるように、一緒に頑張ろう。
試合で戦う選手を見て、自分がグラウンドに立てないことを悔しく、もどかしく思ったこともあります。
でも私はスタッフとしてこの部にいることを後悔はしません。
後悔しないように、ラストシーズンを選手と一緒に戦い抜きたいと思います。