University of Tsukuba Gymnastics Club

第15回全日本学生ラート選手権

テーマ:ラート関連, 活動報告

8/24、25日に新潟大学体育館で第15回全日本学生ラート競技選手権大会が行われました。筑波大学からは7人が選手として参加し、練習の成果を十分に発揮することができました。その他の部員も、新潟に帯同し運営のサポートやデモ作品に活躍しました。

以下、参加した部員からのコメントと競技結果になります。

今年のデモ作品は曲に「打上花火(DAOKA×米津玄師)」を使用し、夜空に打ち上がる様々な花火の鮮やかさ、儚さを体現できるよう練習を重ねました。
4月の秋田ラートチームカップ、7月の世界体操祭と国際的な活動を経て多方面から刺激を受け、特に世界体操祭で感銘を受けたデンマークのナショナルチームの面影をデモ作品にも活かせないかと検討し、ラートの基本的な運動を魅せれる動きへと発展させて作中に落としこむことができました。
筑波大学における技術力はもちろんのこと、今までと一味違う動きにより、ラートを使って多様な打上花火を表現でき、観客から本当に花火を見ているかのような歓声を得ることが出来たと思います。また実際に「今年初めての花火を新潟で見ることが出来た」「新しい動きだった」と多くの方から賞賛の声を頂けたことはとても嬉しいことでした。
また、競技については練習とは全く違う雰囲気の中で、成功することが出来た技や逆にいつもならできる技ができなかったことを含め次に繋がる演技に仕上げられたことに自信を持ち、次の全日本、そして来年のインカレで満足のいく結果になればと思います。そして、団体優勝に3種目とも貢献できたことはとても嬉しいことです。来年に向けて、連覇を途切れさせぬよう精進致します。
(3年 大畠未都来)

昨年まで選手として参加していた私ですが、今年度は大学院生になり初めて選手という立場ではなく、デモ演技のみの参加となりました。今回の作品は、ラートの運動だけでなく、ギムナでインスピレーションを受けた組体操も取り入れた作品になっており、新しい筑波大学の一面をお見せすることが出来たのではないかと思います。ギムナから帰ってきてから本格的に作品に取りかかり、そう多くはない時間の中で”魅せる”ための練習を重ねました。ベストは尽くしましたが、作品として仕上げきることが出来なかったというのが正直な私の感想です。とても良い発想・構成であるからこそ、それらをしっかりと伝えるための動きを追求しきれなかったことに悔しさが残ります。幸い、またこの作品をお披露目する機会はあるので、そこに向けて練習を重ね、今度こそ私たちらしい花火を咲かせたいと思います。
今回は、これまで4年間いろいろな経験をさせてもらったインカレに恩返しがしたいという思いから、実行委員長として関わらせて頂きました。1つの大会を学生だけで準備し、運営するという経験はなかなか出来ることのない貴重なものだと思います。これまでを振り返ると多くの困難がありましたが、自分を成長させてくれる良い経験になりました。大きな問題もなく、いつも通りの温かい雰囲気で大会が無事終えることが出来たのも、開催校である新潟大学、運営のサポートをしてくれた実行委員、審判団など多くの方々、ご支援のおかげです。大会を支えてくださった全ての皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
(院1年 瓜兼 汐里)

〈競技結果〉
下記URLからご覧ください。
http://rhoenrad.blog.shinobi.jp/

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