12月25日、国立代々木競技場第2体育館にて行われた日本体育大学体操部第53回演技発表会にゲストチームとしてお招きいただきました。私たちは、くるみ割り人形の音楽にあわせたGボールを用いた作品を発表させていただきました。
このような状況のなか、素晴らしい演技発表会にゲストチームとして招待してくださったことに心よりお礼申し上げます。
以下、参加した部員からのコメントです。
およそ1年ぶりにつくばを離れた遠征だったでしょうか。以前から交流のある日本体育大学体操部の第53回演技発表会にゲストチームとしてお招きいただきました。まだまだ新型コロナウイルスの影響で制限はありますが、多くのお客さんを目の前にして演技発表を行うことができました。
私たちはGボールを用いて『動いている人も見ている人も体操って楽しいなと思えるパワフルな作品』をテーマに日々活動しました。曲とGボールと人の動きがうまくマッチした作品になったと思います。また、久々に多くのお客さんを目の当たりにして、発表時にしか味わえない独特な雰囲気を感じました。一方、発表時、会場中のお客さんがマスクを着用し、目元しか見えない状況は、表情が読み取りにくくなんだかとても怖いなと思ってしまいました。体操は、発表する人が一方的に発表しているのではなく、観ている人との相互作用で成り立つものなのかなと改めて思いました。
日体大・体操部の演技は、活動に制限のある中でもできることに集中し、魅せたいものを最大限に魅せた演技だったと思います。1年の集大成として部員の思いが一つになっていることや、大人数ならではの集団美を感じました。
最後に、このような状況下でも素晴らしい演技発表会が開催されたこと、また、ゲストチームとしてお声掛けいただいたことに感謝致します
筑波大学体操部の1年の集大成は、2月に開催されるつくば体操フェスティバルとなります。今回発表した作品も発表予定ですので、さらに進化した作品にできるよう、日々精進いたします。私たちも良いかたちで締めくくれるよう顔晴ります。
(院1年 大畠未都来)
今回、代々木第二体育館という規模の大きな会場で演技発表を行う機会をいただきました。これまでの発表の舞台とは異なり、観客席が私達の目線の高さよりも上で、正面だけでなく斜め方向にも設置されていました。動きに合わせて表情を切り替えてみたり離れたところにいる観客に手を振ってみたりと、見られていることを意識した動きを部員各自がところどころに盛り込み、楽しく作品を発表することができました。衣装には貴族らしい装飾を施し、しなやかな動きと軽快なステップで優雅な雰囲気を感じてもらうことができたと思います。
リハーサルの時には緊張して動きが小さくなってしまうこともありましたが、本番は部員それぞれが体を大きく使ってくるみ割り人形の世界観を表現しました。
日体大体操部さんやゲスト出演者の方々の演技も見せていただき、魅せ方や、多様なフォーメーション移動などアイディアの詰まった作品の数々が私たちにとっての良い刺激となりました。同時に、私たちの発表を見てくださった方々にも筑波大学体操部の体操から何かを感じ取っていただけていれば嬉しいです。
大きな会場で作品を発表できた今回の経験を、今後の体操部の取り組みに繋げられるよう、これからも日々自分自身や部員と向き合って活動していきたいと思います。
(2年 我喜屋佑衣)