身を切るような寒さに震えながら、今年も年末の挨拶をしたためる時期になったのだと、過ぎ去る月日のあまりの速さに不意をつかれた気分であります。
本年もOB・OGの皆様方、筑波大学関係者の皆様方をはじめ、多くの方々にご支援をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
主務という役職に思いがけず2年間座していましたが、振り返ってみると賑やかで楽しいものでした。
競技面では小牧がWOCで目覚ましい活躍を見せました。ライブ中継越しに日本中のオリエンティアに夢を見させてくれました。またインカレスプリントでは5名、インカレロングでは6名が選手権クラスに出場し、スプリントでは男女1名ずつ入賞を果たしました。特にWEクラスで6位になった樋口はまだ1年生であり、素晴らしい快挙であるとともに今後の活躍も期待されます。年度末に控えるインカレミドルには7名の選手が選手権クラスに出場します。2年連続中止となっているインカレミドル・リレーですが、今年度こそ無事開催され筑波大の晴れ舞台となることを切に願います。
筑波大大会については、44期が中心となって企画していた第40回大会は残念ながら開催が叶いませんでした。しかしながら現在45期を中心に第41回大会の準備を進めております。まだまだ先の見通せない昨今ですが、以前のように活気に包まれた大会を再び開催できるよう尽力してまいります。
部の運営については、かつて存在した部局である「普及部」を復活させました。普及部ではOB・OGの皆様への活動報告を毎月行なっております。また地域の方への体験会も開催しました。活動については手探りな部分も多くありましたが、1年間かけて軌道に乗せられたように思います。
今年は多くの役員が昨年からの続投でありましたが、来年からは新たな面々が部を率いていくことになります。代替わりによって部の雰囲気も大きく変わることでしょう。新しい風吹くオリエンテーリング部を今後とも何卒よろしくお願いいたします。
拙い文章でありましたがこれにて令和三年末の挨拶とさせていただきます。
2022年も体育会オリエンテーリング部をよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。
祖父江有祐(2021年主務)
