こんばんは
こば日記第7回目です。
前回に続きまして、北海道・津別からお送りします。
気付けば津別合宿も折り返し地点です。
それでは合宿のご飯についてお話していきたいと思います。
前回のこば日記でお話しましたが、私たちは津別の町民会館に宿泊しています。そのため、「ご飯は何を食べてるんだ?」と思った方もいるのではないでしょうか。
合宿中のご飯は、津別町のマダムたちが町民会館の中にある食堂で作ってくれた手料理を食べて生活しています。
ちなみにこれが今日の一日のご飯です。
朝ご飯
昼ごはん
夜ごはん
見ての通り栄養満点の料理となっています。料理自体も本当に美味しくて、合宿での楽しみの1つとなっています。また選手の大多数が普段は1人暮らしなので、こういった「おふくろの味」を食べる機会がないのでより嬉しいと思います。
そのため毎日の厳しい練習で体重が減ってしまいがちなのですが、逆に選手たちの体重も増え、より強くてゴツイ体になりつつあります。(お陰さまで合宿所は、更にむさ苦しい空間となってきています。)選手によっては、合宿に来てから3キロ以上体重が増えた選手もいます。ちなみに僕も2,5キロ増えてしまい、ダイエットを始めようかと検討中です。
朝食は6時30分からです。毎日、朝早くから晩までご飯を作って頂き感謝が尽きません。僕らのご飯を作って頂いている津別町の皆さん、準備を手伝っている1年生のみんな本当にありがとうございます。
次はグランドまでの道のり紹介です。町民会館からグランドまでは歩くと20分、走って10分程度かかります。毎日1日2回はグランドと宿舎を往復するので気分によってみんな道を変えています。大きく分けて3つの行き方があるので僕なりに紹介していきます。
まず合宿所を出て、小学校のグランドを通っていきます。
グランドを抜けたところで3つの道に分かれます。1つ目が津別の住宅街を通る道です。この道は名付けて「ゆったりお話コース」です。この道は多少横に広がって歩いても問題ないので、みんなで話しながらグランドに行くのにお勧めです。
2つ目のコースが「ストイックコース」です。この道は、すぐに歩道のない一本道に出てしまうため横に広がって話すことが出来ないのでストイックに走ってグランドに行きたい人にお勧めの道です。
3つ目のコースが「癒し・セラピーコース」(トトロの道)です。この道は、緑に囲まれた道を歩いていくので、練習に疲れたときや、満足のいくプレーができなくて悩んでいるときなど癒されたい時にお勧めです。
そして、この3つのどの道を通っても最後にはこの「覚悟の一本道」にたどり着きます。
仲間とふざけ合い話しながらグランドへ行く人も、1人で走って行く人も、癒されたり考え事をしながら行く人も皆最後はこの一本道で集い、数十分後には待ったなしで行われるグランド練習という現実に戻されながらも、「帰りたい」という葛藤と戦いながらも、「日本一」という共通の目標に向かう仲間と共に覚悟を決めて歩いていきます。
最後になりますが本日、明治との練習試合があり19-22で敗北しました。春シーズンである程度の自信をつけ、津別でレベルアップして臨んだ試合だったので正直ショックです。しかし、現時点での自分たちの実力を再確認することができ非常に良い刺激となりました。自分たちだけで練習していると、どうしても目標を見失いがちです。もう一度自分達が目指す「日本一」という目標を再認識し、今まで以上に質の高い練習をしていきたいと思います。
グランドに向かう一本道のように自分たちのラグビーを貫き「日本一」に向けて突き進んでいきます。
応援よろしくお願いします。