11/28(土)に日立市民運動公園競技場にて日立製作所ラグビー部(サンネクサス)と練習試合を行いました。
この試合は今シーズン最後のBC戦であり、1年間練習してきたことを発揮しアピールする最後の実戦でした。また、4年生の中には大学生活最後の試合となる選手もいるという非常に緊張感のある気持ちが入った1戦でした。
VS日立製作所ラグビー部(サンネクサス) 12-53 Lose
試合総評:山本悠翔(4年)
<試合総評>
立ち上がりはタックルで相手をはね返し、ターンオーバーをするなどディフェンスから前に出ることができ、敵陣でアタックを継続することができました。しかし、中盤は相手の強いコンタクトに受けてしまい、相手のペースで試合が進み、苦しい時間帯となりました。終盤はフレッシュなメンバーが入り、テンポも上がり良い形でアタックできる場面もありましたが、ターンオーバー直後に崩され、失点を重ねてしまいました。
社会人相手ですが、出場したメンバーは1年間練習してきた一人一人アグレッシブにプレーし、ディフェンスで返す、ラックでファイトするなど筑波が大切にしている「接点」「動き勝つ」「泥くさく」を体現している場面もあり、成長できた試合となりました。結果として点差は開いてしまいましたが、4年生の体を張った熱いプレーは後輩たちの手本となり、観戦していたAチームを奮い立たせてくれました。
今シーズンは試合数が少なく、多くの選手のコメントを掲載できていなかったため、今までコメントを掲載できていなかった4年生からこの試合を振り返っての感想や今後の関東大学対抗戦、大学選手権に向けての意気込みを掲載致します。
<金武聖のコメント>
日頃より筑波大学ラグビー部の応援をして下さりありがとうございます。
この練習試合はBCチームにとって、今シーズン最後の試合となるということもあり、「接点」「動き勝つ」「泥臭く」という「筑波を示す」プレーをしようと臨んだ試合でもありました。私個人としては入学時から目標にしていた、4年間で色々な方々から教わったことを全てだそうと決めてプレーしました。ミスもありましたが、4年生として最後まで声を切らさずプレーできたという部分では4年間でもベストゲームだったと思います。試合としては、前後半通して、随所に良いプレーはあったものの、結果的に点差が開いて負けてしまいました。改めて試合に勝つ難しさを強く実感しました。
チームとしては関東大学対抗戦1試合、大学選手権と約1か月間の戦いが続きます。過去3年間はいずれも年内に敗退が決定し、先輩方が引退していきました。そういったことを思い出しながら、確実に終わりが近づいているのだなと実感しています。岡﨑組の目標である「日本一」に到達できるように個人としてもチームとしてもより一層「HARD」していきます。
今後とも筑波大学ラグビー部への応援をお願いいたします。
最後に、同期のみんなへ
短くても、熱く、濃い、後悔のない1か月にしよう。俺たちにとって、最初で最後の筑波での年越しをしよう。
<小杉怜のコメント>
日頃より筑波大学ラグビー部を応援していただきありがとうございます。
先日の日立製作所ラグビー部戦はBCチームにとって今シーズン最後の試合となったため、岡﨑組として1年間練習してきたこと、特に4年生は筑波で積み重ねてきたラグビー全てを出し切ろうと挑みました。結果は敗戦となってしまい、自分たちのミスや規律が守れずスコアされるなど悔しい場面もありました。一方でダブルタックル、ジャークからターンオーバーなど大事にしている接点の部分で筑波を示せた時間があったと思います。特に、怪我でなかなか試合の機会がなかったり、今まで下のチームを引っ張ってきたりした四年生も、体を張って「HARD」を体現してくれました。このような仲間と試合が出来たことを心から嬉しく思います。
筑波が「日本一」を達成するためには、これからの試合は1試合も落とすことができません。この敗戦に一人一人が向き合い、チーム全員で日本体育大学戦、大学選手権での勝利に繋げて行きたいと思います。
引き続きご声援のほどよろしくお願いします。
<小林瑞樹のコメント>
日頃より筑波大学ラグビー部を応援してくださり、ありがとうございます。
今回の日立製作所ラグビー部戦は、関東大学対抗戦メンバー以外の4年生は今シーズン最後の試合でした。私は、去年の秋に左膝の前十字靭帯を断裂して以来の約1年ぶりの試合でした。長いリハビリ期間を経て、様々な人に支えられてラグビーができていることを改めて実感しました。久しぶりの試合は短い時間でしたが、自分の持ち味のランではなく、接点の部分で筑波のラグビーを示せたことは4年間やってきたことの集大成が出せた試合になったと感じています。
残り1試合となった関東大学対抗戦、その先の大学選手権に向けて、チームとしてより一層団結して「HARD」に練習に取り組み、必ず「日本一」を達成したいと思います。
今後とも筑波大学ラグビー部の応援をよろしくお願いします。
<柴田晴悟のコメント>
日頃より筑波大学ラグビー部への応援ありがとうございます。
今回の日立製作所ラグビー部戦は今シーズンを通じてチームとして取り組んできた接点の「泥臭さ」・「つながり」にフォーカスを当て臨んだ試合でした。自分たちより体が大きな相手に対して前に出て体を当てることはできましたが、ミスにより得点を得ることがなかなかできず、逆に相手に得点を重ねられてしまい最終スコアは53-12での敗戦となりました。スコア上では大差をつけられての負けとなってしまいましたがチームとして取り組んできたことを出せた良い場面もありました。
新型コロナウイルスの影響による活動自粛などにより例年よりも短い準備期間で臨んだシーズンでしたが、その短い期間で多くのメンバーが成長し、また試合を通じて筑波のラグビーを示してくれたと思います。
チームとしてのシーズンはまだまだ続きます。残る対抗戦、大学選手権に向かってチーム一丸となって勝利を目指して挑みます。
引き続き応援よろしくお願いいたします。
<土田真大のコメント>
日頃から筑波大学ラグビー部を応援していただき、ありがとうございます。
今回の日立製作所ラグビー部戦は、これまで練習の中で積み上げてきた事を全て出し切ることにフォーカスして臨んだ試合でした。また、自分達4年生にとってはAチームに上がるための大学ラグビー最後の実戦でのアピールチャンスでした。個人としてもチームとしても良いプレーはありましたが、後半接点で後手に回る場面が増え、結果大差をつけられての敗戦となってしまいました。今回出た課題を修正し、「日本一」達成に向けてチーム全体がレベルアップしていけるよう日々の練習に取り組んでいきます。
今後とも筑波大学ラグビー部の応援よろしくお願いいたします。
<蓬来直樹のコメント>
応援ありがとうございました。
日立製作所ラグビー部戦では、それぞれのメンバーの出場時間が限られている中で、筑波として大事にしてきた接点の部分にフォーカスして臨みました。結果は敗北という形になりましたが、ダブルタックルで相手をはね返す部分など、特にディフェンスの面で一定の成果が見られました。
これからの期間は関東大学対抗戦最終戦・大学選手権と、負けられない試合が続きます。試合に出る、出ないに関係なく、グラウンドでの一つ一つの練習に「HARD」に取り組みながら、「日本一」に向かって精進して参ります。
更なるご声援のほど、よろしくお願いいたします。
<前川士優のコメント>
日頃から筑波大学ラグビー部を応援していただきありがとうございます。
今シーズン最後の練習試合として、BCチームは今年の集大成、筑波を示しそれぞれがチャレンジすべく先日の日立製作所ラグビー部戦に臨みました。結果は負けとなりましたが、社会人のフィジカルに苦戦しながらも皆が体を張り自分の与えられた時間最後の最後まで走り挑戦し続けられたと思います。この試合で今年度の成長を実感できた人、課題が浮き彫りになった人様々ではあると思いますが、挑戦したことによってそれは成長に繋げられるものであります。
怪我で長い間リハビリを続けやっと今回試合に出られたメンバーや、これで試合は最後になるかもしれない4年生メンバーがチームのために戦う姿は後輩や近くで応援してくれたAチームを強く鼓舞し、チーム全体としてより士気を上げるものとなりました。これからの限られた時間、「日本一」に向かって全員で「HARD」に取り組んで行きます。
今後とも筑波大学ラグビー部の応援よろしくお願いいたします。
<横木海斗のコメント>
日頃から筑波大学ラグビー部を応援して頂きありがとうございます。
今回の日立製作所ラグビー部との試合では、今シーズンラストの練習試合ということで、これまでずっと練習してきたものを全てぶつけるというテーマで挑みました。筑波が大切にしている接点では良いプレーも見られ奮闘しましたが、日立製作所さんの力強いアタックに押されてしまい結果としては負けてしまいました。
また、今回の試合では自分も含め怪我明けの四年生が出場しました。その選手たちを全員で送り出し応援する雰囲気には自分自身も感動しましたし、これからも試合をしていく関東大学対抗戦メンバーにも良い影響を与えたと思います。
筑波としましては、まずは来週の日本体育大学戦に向けて、全員で「HARD」し切磋琢磨しながら全力で練習に取り組みたいと思います。
今後とも筑波大学ラグビー部の応援よろしくお願いいたします。
<次戦予定>
関東大学対抗戦 VS日本体育大学 12/6(日) 11:30~ @熊谷ラグビー場
今後とも熱いご声援をよろしくお願い致します。(試合レビュー担当:矢島健吾)