University of Tsukuba Rugby Football Club

関東大学ジュニア選手権 VS専修大学

テーマ:関東大学ジュニア選手権

12/4(土)に関東大学ジュニア選手権の最終節となる専修大学戦がありました。

VS 専修大学 2828 Draw

 

レビュー担当:松永貫汰(体育4年・大阪産業大学附属)

 

<総評>

今シーズンを締め括る最後として迎えた試合であり1年間の集大成として筑波が今シーズン重点を置いてきたDFを体現しようと挑んだ試合でした。

試合を通して、前半から相手のATを受けてしまうシーンもあり、何度もDFラインをブレイクされ得点を許してしまいました。しかし、ピッチに立っているプレーヤーたちは悪い流れを変えようと筑波のDFを体現するためにブレイクダウンで戦い、前に出て止めようと何度も試みているのをピッチの外から感じさせてくれました。最終的なスコアは28-28と勝利を収めることはできなかったですが、ゲームキャプテンである上野(理工4年・日比谷)深山(体育4年・長崎南山)を中心にピッチに立っている4年生が常にチームを鼓舞し、最後まで筑波を体現しようとチームを引っ張り苦しいゲーム展開であったが同点のスコアまで持って行けたと思います。

 

今シーズン「Link」というスローガンの下、日本一を掲げ1年間取り組んできましたが、目標は達成できず、思い通りの結果とはいかなかったですが、最後までチームとしてLinkし続けることはできたと思います。

 

最後になってしまいましたが、今シーズンも沢山のOBの方々、ファンの皆様にご支援、ご声援を頂けたおかげで選手たちも頑張れました。Team松永としての活動は終わってしまいますが、今後とも筑波大学ラグビー部への温かいご声援をよろしくお願い致します。

1年間ありがとうございました。

 

 

<印象に残ったプレー>

印象に残ったプレーは前半、大場(理工2年・東筑)のタックルから藤内(体育2年・西南学院)と児玉(体育3年・福岡)がラックに圧力をかけターンオーバーし内田(体育2年・旭野)がトライをとりきったシーンです。

筑波が今シーズン、重点を置いてきたDFからトライをとりきれたというのは今年のチームが理想とする形が体現されたと思います。また、BKが起こしたターンオーバーにフロントローの内田(体育2年・旭野)と上野(理工4年・日比谷)もサポートしていたということでBKFWでとることのできたトライだと思います。

 

 

MOM選出>

この試合のMOM上野辰(理工4年・日比谷)を選出したいと思います。

筑波大学のプレーヤーとしてスクラムやブレイクダウンで体を張り続け、今年の筑波の求めるラグビーを最後まで体現し続けてくれました。また、ジュニア選手権で全試合ゲームキャプテンとして声と泥臭く熱いプレーでチームを鼓舞し、苦しいゲーム展開の中でもチームを引っ張ってくれたため選出しました

 

上野辰コメント>。

MOMに選出いただきありがとうございます。また、今季のジュニア戦4試合で、ゲームキャプテンを任せて頂きありがとうございました。チームメイトや嶋﨑監督には感謝しています。

 

この試合は、今年1年間取り組んできたDF、特に「前に出て繋がる」ことをやり切ろうと試合に臨みました。結果は28失点と、完璧にやり切ることは出来ませんでした。自分たちの求めるDFをやり切ることの難しさを改めて実感しました。しかしながら完璧ではなくとも、ダブルタックルで足をかき続ける姿や、ラックに圧力をかけ続ける姿など、今年追い求めてきた筑波のラグビーを体現しているシーンがあり、誇らしく思います。

 

個人としては、頼れる後輩のフロントローや後ろの力強い押しのおかげもありますが、取り組んできたスクラムを押しプレッシャーをかけれたことがとても嬉しいです。1年生のシーズン終わりに、CTBからPRにコンバートして良かったと思っています。

 

この試合Team松永としては終わってしまいますが、このチームは日本一を達成することが出来ると信じています。今後とも筑波大学ラグビー部の応援をよろしくお願いします。

 

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