University of Tsukuba Rugby Football Club

関東大学対抗戦 VS慶應義塾大学

10/16(日)に小田原市城山陸上競技場にて、関東大学ラグビー対抗戦Aの第4戦となる慶應義塾大学戦が行われました。

VS慶應義塾大学 12-16 Lose

レビュー担当:首藤弘人(BKコーチ)

 

〈総評〉

対抗戦3戦を終えて勝利はないものの、先週行われた法政大学とのJr戦・C戦では勝利を挙げ、良い流れで慶應戦を迎えました。

今回の試合を迎えるにあたって、慶應のキックゲームに対応したゲームプランを準備し、慶應のワイドなATラインに対してDFラインの幅を広げ、前に出てプレッシャーをかける練習を行ってきましたが、結果は12-16で敗戦となりました。

今回の試合は、プレーの精度が勝敗を分けたと振り返ります。SO楢本(体育1年・東福岡)を起点としたキックで多くのチャンスを生み出した一方で、ハンドリングエラーやターンオーバーされる場面が多く、なかなかATを継続することができませんでした。また、キックミスでゴール前のラインアウトのチャンスを失ったことが追加得点できない大きな要因の一つでした。

今回の試合を終えて、試合を通じて精度の高いプレーをする重要性を感じました。12点という結果は、ここまでの対抗戦4試合の中で最少得点です。今回の経験を活かし、次節の青山学院戦に向けて、良い準備をしていきたいと思います。

 

〈印象に残ったプレー〉

印象に残ったプレーは前半26分の濱島(体育1年・福岡)のタックルです。

ラインアウトを起点に、慶應11番にラインブレイクされ、そのままトライされる場面でしたが、濱島の後方からのタックルでトライを阻止しました。このプレーにより、前半は慶應をノートライに抑えました。献身的にバッキングしていたからこそ生まれたタックルであり、1年生ながら対抗戦に出続けている理由がこのプレーに現れているのではないかと思います。

 

MOM

この試合のMOMには大畑亮太(体育2年・東海大仰星)を選出します。

持ち前のスピードと体の強さで、ATでは数的不利な状況でもボールを持てば必ずゲインし、何度もチャンスメイクしてくれました。DFでもマイボールキックオフやラインDFのタックルで体を張り続けるなど、80分間を通して「バチバチ」を体現してくれました。また、キックチェイスを力でプレッシャーをかけにいく献身さも彼の素晴らしいところです。今後もプレーや行動でチームを牽引してほしいと思います。

大畑亮太(体育2年・東海大仰星)のコメント〉
この度はMOMに選出して頂きありがとうございます。

明治、早稲田、帝京に3連敗という状況で、今回の慶應との試合に向けて勝つための準備を精一杯してきたつもりですが、結果を残すことが出来ず悔しく思います。

慶應との試合は、キックゲームとブレイクダウンゲームの応酬になると予想し準備してきました。

しかし、前半から慶應の激しいブレイクダウンや巧みなキックの戦術に後手に回ってしまい、自分達の強みを活かし切ることができませんでした。また、BKのトライを取り切る力の無さを痛感する試合となりました。
個人としても、トライを取り切る部分や状況に応じたプレー選択などの課題が浮き彫りになりました。
次戦は115日の青山学院大学との試合になります。私たちの目標である「日本一」のためにまず大学選手権に出場しなければなりません。そのためにも今後負けることは許されないということを胸に刻み、残りの全ての試合に必ず勝利したいと思います。

今後とも筑波大学ラグビー部の応援を宜しくお願いします。

 

 

レビュー編集担当:西舞衣子

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