4月23日(日)に立教大学富士見総合グラウンドにて関東大学春季大会の第1戦となる立教大学戦が行われました。
レビュー担当:宮本大輔(体育4年・浦和)
〈試合総評〉
TEAM谷山の15人制の初戦。スローガンの「VROOM!!」を合言葉に、前半からアクセル全開のラグビーをすること。そして、日本一を目指すチームとして勝ちにこだわり、始動してから3か月間で積み重ねてきたものをどれくらい体現できるかを確かめるための重要な意味を持つ試合でした。
前半はミスやペナルティを重ね、チャンスをものにすることができない厳しい時間が続きました。16分にゴール前でスクラムから連続攻撃を仕掛け、先制トライ。19分には自陣ターンオーバーからボールを繋ぎ、速い球出しからFL横溝(体育4年・福岡)がトライ。その後もトライを重ねたものの、自陣での反則から2PGを許してしまい、15-6で前半を折り返しました。点差を気にせずに、自分たちのプレーの質に焦点を当て、根幹である接点と3か月間取り組んできたアタックを修正するべく、後半に臨みました。
後半は、8分、15分、30分に、15人制デビュー戦のルーキーのWTB増山(体育1年・大阪仰星)が3トライを決めるなど、途中交代したフレッシュなメンバーを中心にトライを重ねました。しかし、自分たちのミスを起点に3トライを許し、最終的には42-25で試合を終えました。
今回の試合で得た収穫と課題を振り返り、次戦に繋げて行く必要があると感じます。
〈印象に残ったプレー〉
後半36分、相手のミスを誘ったFB永山(体育2年・國學院久我山)のスーパータックル。
試合終盤の時間でもDFで前に出続け、ドンピシャで突き刺さった彼のタックルは印象に残りました。
〈MOM選出〉
MOMは増山将(体育1年・東海大仰星)です。
持ち前のランニングスキルを活かし、ハットトリックを決め、チームを勢いづかせました。スローガンの4つの柱の一つである「ブースト」を、戦況を変える3トライで体現してくれたので選出します。
〈増山将(体育1年・東海大仰星)のコメント〉
この度はMOMに選出していただきありがとうございます。
この立教戦は新チームの初戦、そして自分のデビュー戦だったので少し緊張しましたが、先輩方がやさしく声をかけてくれたので自分の強みを出すことができました。また、今年のスローガンであるVROOMでアクセル全開で行くことができ、良かったです。
今後とも筑波大学ラグビー部の応援をよろしくお願いいたします。
レビュー編集担当:西舞衣子