University of Tsukuba Rugby Football Club

強化試合 VS山梨学院大学B

テーマ:試合レビュー

57()CHUBU UT FIELDにて、山梨学院大学B戦が行われました。

レビュー担当:倉井瑛志(体育3年・旭丘)

 

〈試合総評〉

まず悪天候の中応援に来ていただいた皆様、試合をしてくださった山梨学院大学の皆様ありがとうございました。

 B戦は40分を3本行い、多くの選手にプレー時間が与えられ、春シーズン最初の試合となる選手もいました。

雨の中の戦いになるということでセットプレーやキックの場面でプレッシャーをかけること、DFを激しくいき、ATではエラーを恐れずチャレンジすることを大事に試合に臨みました。

 B戦を通してスクラムでは安定してプレッシャーをかけ続けることができました。ラインアウトではベーシックが乱れ、スキルを出し続けることができず、相手にプレッシャーを与え続けることはできませんでした。また、キックオフにおいても安定してボールを確保し続けることができませんでした。

しかし、キックに対して相手がセービングしたところにプレッシャーをかけ、ペナルティを奪ったり、そのままボールを奪い返してトライに繋げるというシーンが多く見られたり、ボールを持った選手が立ち続け、ボールを繋ごうとしている場面が多く見られた点は、よかったと思います。DFにおいても1本しかトライを許さず、ラックにファイトをし、ラックでファイトし、カウンターラックからターンオーバーをするシーンが何度も見られました。

結果としては1本目29-02本目7-53本目7-0、合計43-5で勝利しました。ラインアウトでの安定したボールの供給ができていれば、もっと圧倒できたのではないかと思います。

 日本一に向けてチームがアクセル全開で進んでいくためには下のカテゴリーの選手のレベルアップが必要不可欠です。今回出た課題を解決し、どのような環境下でも安定したスキルやベーシックを出せるようにここから積み上げていきたいと思います。

 

〈印象に残ったプレー〉

2本目の15分のラインアウトからトライまでの一連の流れです。

まずこの場面でのラインアウトはジャンパー・リフター共に基礎を徹底でき、スピード・高さが出た良いラインアウトになりました。

その後早いテンポでボールを運び、裏へのキックにプレッシャーをかけ、ターンオーバーし、そのままトライに繋げました。

セットプレーの安定とプレッシャーをやり切ったという点で1番印象に残ってプレーです。

 

<MOM>

MOMには城戸隼人(体育2年・独協埼玉)を選出します。

1本目の先制トライでチームをブーストし、相手のミスボールに反応して蹴ったボールをBKに負けないスピードでスプリントしトライをあげてくれました。これからもプレーでも声でもチームをブーストさせてくれる活躍を期待します。

城戸隼人(体育2年・独協埼玉)のコメント〉

この度はMOMに選出していただきありがとうございます。

今回の試合では前半しか出てないものの、自分の強みであるスピードと運動量を活かせた試合だと感じています。しかし、一方、ディフェンスの部分ではまだまだ課題が残っていると感じています。自分の長所を伸ばしつつ、課題を克服するために日々精進していきたいと思います。

これからも筑波大学ラグビー部の応援をよろしくお願いします。

 

レビュー編集担当:西舞衣子

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