9/17(日)にCHUBU UT FIELD にて、関東ジュニア選手権大会の第2戦である流通経済大学戦が行われました。
レビュー担当:松井 翔(体育4年・大阪仰星)
〈試合総評〉
チームとして2戦目となった流通経済大学とのJr.戦。今回はホームゲームということもあり、多くの観客の声援を背に選手たちは試合に臨みました。Jr.リーグ優勝、また来週に控える対抗戦の早稲田戦に良い流れを作るため、選手全員が結果にこだわりプレーをしました。
前半開始直後、筑波は流通経済大学の勢いある攻撃に呑まれ2トライを許してしまいました。なんとか筑波も1トライを返しますが、その後も相手のフィジカルフルな攻撃にプレッシャーを受け、19-7とさらに点差を引き離されてしまいました。
しかしその直後のキックオフ、SO藤内(体育4年・西南学院)がプレッシャーをかけ相手のキックをチャージしそのままトライ。嫌な流れをぶった切りました。
その後も一進一退の攻防が続き、前半を35-26とリードして折り返しました。
エンドが変わった後半、最初に主導権を握ったのは流通経済大学でした。
終始相手の勢いある攻撃に対処することができず、後半だけで6トライを許してしまいました。筑波も後半20分のFB小池(体育2年・春日丘)のトライや試合終了間際でのWTB井上(体育4年・福岡)のトライで奮闘しましたが、反撃もそこまででした。
最終スコアは47-66で敗戦となりました。
試合全体を通してアタックでもディフェンスでも良いプレーがたくさんありましたが、その直後にミスをしてしまい、良い流れを作り出せないシーンがいくつもありました。試合の中で修正をして良いプレーを連続して行い、流れを呼び込むことが必要だと痛感する試合となりました。
敗戦を喫する結果となりましたが、まだまだJr.リーグも対抗戦も続いていきます。今後もチームとして課題を修正し成長しながら次戦へ臨みます。
〈印象に残ったプレー〉
前半29分 オフロードで繋ぎながらのWTB黒澤(体育4年・飯田)のトライ
キックカウンターからとったトライです。全員がスペースに目がけてアタックし、また少ないラックでフォワード・バックス関係なくボールをつないでトライに繋げられていました。筑波が春から積み上げてきた「全員がリンクしてボールをスペースに動かす」ことがチームとして体現できており、印象的でした。
〈MOM〉
MOMにはFB小池陽翔(体育2年・春日丘)を選出します。
後半こそ崩れましたが、タイトな展開となった前半の中でコンバージョンを100%成功させ、チームに勢いを持ってきてくれていました。またフィールドにおいても自らのランで相手ディフェンスを切り裂き、後半最初のトライをとってくれていましたので選出しました。
〈小池陽翔(体育2年・春日丘)のコメント〉
MOMに選出して頂きありがとうございます。
来週の対抗戦に向け、そしてJr選手権で優勝するためには勝利が必要な一戦でしたが、接点の部分で受けてしまったことが敗戦に繋がったと思います。
個人としても接点の部分で反省は残りますが、FBといういつもとは違うポジションを経験し、ゴールキックも好調だったことは自信に繋がりました。
今後も応援の程宜しくお願い致します。
レビュー編集担当:西舞衣子