12/3(日)に東洋大学グラウンドにて、強化試合の東洋大学戦が行われました。
レビュー担当：浅見亮太郎(体育3年・流経大柏)
〈総評〉
今回の試合は、今年最後の強化試合です。筑波の根幹である『接点・泥臭く・動き勝つ』を意識して全員が体を張り激しい接点の攻防をしました。
結果は61-26となりました。
試合開始早々、LOモールからBKが展開しFB榎本(体育3年・新潟)がトライを奪い幸先の良いスタートを切りました。その後もキックカウンターからWTBの小池(体育2年・春日丘)の個人技でのトライ。FB榎本がカットインでトライ。FW、BK一体となったATからWTBの小池のトライが続きました。しかし、押し込まれる時間が続き、自分たちのペナルティやミスが重なりトライを許してしまいました。それでも、前半終了間際のトライされた後のDFで、またしてもFBの榎本がインターセプトからのトライを奪い、前半は35-12とリードして折り返しました。
後半入り前半の勢いを継続し、オフロードパスを繋ぎFL小池(体育3年・生野)のトライ。その後、自分たちのミスからトライを奪われたはしたものの、接点で優位に立ち4年生の活躍も有り、FB井上(体育4年・福岡)、WTB星野(体育4年・福岡)がトライを重ね、さらに、WTB星野が本日2本目のトライを挙げ、61-26で勝利することができました。
多くの選手が出場時間を得ることができ、DF、AT共に、チームとして『接点・泥臭く・動き勝つ』を体現し良い内容であったと思います。大学選手権に向けてチーム一丸となり良い準備をしていきたいと思います。
〈印象に残ったプレー〉
後半16分のCTB大場(応理4年・東筑)の縦突破からのオフロードパスでFB井上がトライしたプレーです。4年生の気迫のこもったプレーでした。その3分後にもCTB大場が再びDFラインを突破しWTB星野に繋ぎトライ。4年生が試合を決定づける素晴らしい一連のプレーだったと思います。
〈MOM〉
この試合のMOMはFB榎本幹也(体育3年・新潟)を選出します。
ハットトリックの大活躍でチームを鼓舞し勝利に貢献していました。トライを取り切る力、トライへの嗅覚を存分に発揮していました。今後もプレーと元気でチームを盛り上げて欲しいと思います。
〈榎本幹也(体育3年・新潟)〉
MOMに選出して頂きありがとうございます。
谷山組最後の練習試合、最高学年の4年生が可能性を示し続けてくれた80分間でした。
選手権に向け、接点、動き勝つ、泥臭くという筑波のラグビーを下のチームから体現することができました。
これから目標の日本一に向けてのトーナメントが始まります。チーム谷山一丸となって、しまさんを国立で胴上げしましょう！
