こんにちは。競泳4年の賀部寿音です。
とうとうインカレまで1週間を切りました。
本当にあっという間ですね。
ということで、今回は全国公前にもおこなった4年生のブログをインカレ編として本日から3日続けてお届けしたいと思います!4年生からのメッセージ、熱い想いを感じていただけたら幸いです!!そしてぜひ最後までお読みください!!
本日は泉遥叶、高橋奈々の2名になります!
それではどうぞ! ↓↓↓
泉遥叶
(写真左)
こんにちは。泉遥叶です。
全国公組の人たちのように素晴らしいことは言えませんが、ラストインカレに向けて私の思いを書かせていただきます。
「泳いでくれてありがとう。」
インカレのことを考えるといつも思い出す言葉です。
この言葉をかけてもらった時、これが「チーム」なんだと感じました。
高校生までの私は、競泳は個人競技だから自分が速く泳げればそれでいい、結果が全てだと思っていました。筑波に入って、「チームで戦う」と先生や先輩から言われても、正直ピンと来ていないまま臨んだ一年目のインカレは、自分が望んだ結果とはほど遠いものでした。レース後、悔しくて情けなくて1人サブプールで泣いているときに、当時の女子主将だった新野杏奈さんに言われたのがこの言葉です。自分のラストレース直前にもかかわらず、点も取れていない、タイムも良くなかった私に駆け寄り、「ありがとう」と言ってくれた杏奈さんに驚き、何とも言えない感情で涙が止まらなかったのを覚えています。チームの意味を理解していなかった私ですが、杏奈さんの一言でなんとなくチームというものの良さが分かった気がしました。
この4年間の大学水泳で、仲間の応援を声が枯れるまですること、チームメイトのベストをみんなで喜ぶこと、同じ種目のライバルでもお互いにアドバイスしあうことなど、高校までは感じたことがなかったチームで戦う楽しさを筑波の人たちは私に教えてくれました。
1年生の時は分からなかった杏奈さんの言動が、理解できるようになった4年目の今、自分も少しは成長できたかなと感じています。
この4年間は自分が想像していたよりも厳しく、楽しいものでした。
高校生の時とは違い、一生懸命練習しても結果やタイムはなかなか伸ばせず、満足のいくレースができたこともほとんどありませんでした。レースをすることが怖いと感じることもありました。これだけを聞くと苦しそうに感じますが、辛いことを忘れるくらいチームの仲間といる時間は楽しかったです。ダウン中にボードキックをしながら話しているとき、更衣室でその日の練習のことを話しているとき、練習後や休みの日に遊びに行くときなど、水泳をしながらみんな過ごす時間がとても楽しくて、水泳をやめたいとか、嫌になったことはありませんでした。高校生までの自分ならば間違いなくやめていたと思います。ここまで水泳を全力でやり切れたのは、間違いなくチームの皆さんのおかげです。
私の水泳人生も、残すところあと数日となりました。今まで支えてくださったチームの皆さんに大きな声で応援してもらえるのもこれが最後です。人生最後のレースが自分にとって良いレースだったと思えるように、後悔がないように泳ぎたいと思います。
最後に
優作さん。レース後の私は真顔か涙目ばかりだったと思います。ラストレースの後は笑顔で帰って来られるように楽しんでレースしてきます!
後輩の皆さん。中には失敗したらどうしようと不安に思っている人がいるかもしれません。でも大丈夫です。失敗しても、いつも通り笑顔でお疲れと言ってくれるチームの仲間がいます。怖がらずに思い切りレースしてきてください!
同期のみんな。最後のインカレ全力で楽しんで引退しようね!!
以上です。読んでいただきありがとうございました!
髙橋奈々
こんにちは〜、今回のブログを泉遥叶(いずみはるか)と書かせていただく、4年の髙橋奈々と申します。
(写真中央)
大学4年間を含め水泳人生18年間を通して、
水泳について多くを学べたことは幸せでした。
その中でも、コーチや先生方、先輩・同期・後輩から学び、貰ったものが数えきれないくらいあります。
本当に水泳をやっていて良かったと心底思っています。
ここから、
私の今思うことをささっと述べていこうと思います。
拙い文章になるとは思いますが、
「髙橋奈々だし、まあこんなもんだろう」
という優しい心で読んでください❤️
ところで、
私と同じ大学4年生で引退をした皆さん、既に引退をしている皆さん、どんな気持ちで最後の引退レースに挑みましたか?
また、
どんな気持ちでレースに臨むべきだと思いますか?
正解は勿論ないだろうと分かってはいるのですが、
それでも気になってしまいます。
私は大学4年になってから大会に出場する度に
「最後だね笑」と
泉遥叶と思い出話で盛り上がりつつ、
2人でこそこそ泣いてしまうことがあります。
全国公で滋賀県に行く時も
同期の女子と新幹線に乗って、
笑い、泣いてしまったこともありました笑
皆さんの最後はこんな感じでしたか?
そんな私は4年生になってからどの試合も楽しくて楽しくて仕方がありません^_^
結果はそこそこなので置いておいて、
最後だから泳ぐしかない、泳げるだけ幸せかという
振り切ったメンタルで臨めるようになりました。
1〜3年の時は怪我と病気になりすぎて、
「練習以上の力を出せたらいいな、出さないとな」
と自分への期待が大きくなることが多々ありました。
その結果、
満足するレースをすることができずにいました。
これまでのインカレもよい思い出が少ないので、
今年のインカレも
「あ〜、こわいこわい」
と思う自分も正直います。
それでも私個人として最後のレースを
「怖かった…、何もできなかった」
で終わるより、
「楽しかった〜、ちゃんと泳げたからオッケー」
というポジティブな気持ちで終わりたいなと思っています。
また、できたら他のインカレに出場するメンバーも
インカレを楽しんでもらえたらなと思います。
特にインカレでリレーに選ばれ、
レース数が多くなる人がいると思います。
私は大学3年の時にインカレで9レースしてから、
どの大会のレースもきついと思わなくなりました。
練習でも感じたことのないくらいの
心身のキツさと苦しさを
1年前のインカレで体験しました。
レース数が多い選手の皆さん、本当に頑張ってください。
本当に身体も心も限界ギリギリになります。
それでも泳がざるを得ないので、最善を尽くすことだけに集中してください。
泳ぐことだけで凄いことなんです。
そして周りの方々はどうにか、そんな選手達を支えてあげてください。
ギリギリで戦う選手たちの応援をよろしくお願いします。
最後に
今の私の人生で大半を占めていた水泳の終わりが見えています。
たくさんの人から数え切れないほど
多くのものを貰い、学びました。
毎度毎度、ご迷惑おかけしました。
家族と友人の皆さま、
みんなも忙しいのに予定を合わせてくれて、
本当にありがとう。感謝感謝です。
やっと最後まできました。
あと少しだけ、応援してください。
スウィン宇都宮時代の皆さん、
のびのびと泳がせてもらったことと、
みんなとの出会いそのものが宝物になりました。
ラストイヤーではありますが、
私らしく、そこそこ頑張ろうと思ってます。
筑波大学の皆さま、
初めて”チーム”を知った大学水泳、
どん底を知り、身近に憧れを持ち、必死に練習する
こんな大学水泳を送りました。
自分になかった新しいことを知り、新しい出会いもたくさんあり、本当に楽しかったです。
私は筑波大学と筑波大学水泳部競泳に入った事を後悔しませんでした。
インカレまであと少し、
だからこそ自分の思うように、
やりたいようにやってみてください。
“なるようになる”だけなので。
いいです他の人は気にしなくて、
“個”の力の発揮が何より”チーム”に貢献するので。
一緒に最後まで戦い抜こうな!
良いレースができるように
あと少し備えよう。
2023-2024年筑波大学水泳部競泳、
チーム岩城の応援よろしくお願いします。
以上二名からになります。明日は落合、小池、増田の3名のブログを出す予定です。
明日のブログもぜひご覧ください。
それでは失礼します。