University of TSUKUBA Sports Association Trainer Team

第68関東甲信越大学体育大会(救護サポート)報告

テーマ:活動レポート

少し前の活動ですがご報告いたします。

去る819日(日)からの8日間、第68回関東甲信越大学体育大会の救護サポート活動を行いました。

この大会は、関東甲信越地区の国公立大学13校から約3,500名が参加して行われる総合体育大会で、今年度は茨城大学・宇都宮大学・筑波大学が当番大学を担当し、筑波大学およびその周辺施設(つくばカピオ、さくら運動公園)では、男女バレーボール、準硬式野球、空手、男女バドミントンの4競技が開催されました。

近年の暑熱環境への配慮と大学構内以外の施設でも開催となったため、今大会は初の試みとして、TSAトレーナーが救護活動のサポートを行うことになりました。医師および看護師と連携して、Sレベル16名、Tレベル1名、Eレベル7名の総勢24名のTSAトレーナーが活動しました。

大会当日は、各会場に45名のチームを編成し、主に救護室の運営および傷害発生時の応急処置を行いました。会場到着後から試合開始までは、救護室の設営やAEDおよび担架の位置確認、搬送方法の確認を行うなどの準備を行い、試合中は試合会場、大会本部、救護室、見回り等に分かれて待機するなど迅速かつ適切な対応を心掛けました。

また救護サポートへの事前準備として、Sレベルのトレーナーが中心となって勉強会を行い、創傷・外傷、頭頚部外傷、熱中症など、発生頻度の高い傷害について各競技での実際の発生場面を想定しながら、グループワークやシミュレーション、搬送の確認をして臨みました。

8日間という長期間かつ複数競技の救護サポートとなりましたが、幸いにも大会を通して重篤な傷害の発生はなく、TSAトレーナーチームとしての対応案件もあまりありませんでしたが、会場で試合を見ながら救護サポートに入ることができ、現場において求められる対応について具体的に考えられる貴重な機会となりました。

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