University of Tsukuba Orienteering Team

年末のご挨拶

テーマ:その他

寒冷の候、皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。本年も、OB・OGの皆様方、筑波大学関係者の皆様方をはじめ、多くの方々にご支援をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

本年は新型コロナによる活動制限の緩和もあり、先の2年間に比して部の活動の幅が大きく広がりました。
春には対面新歓の解禁が後押しとなって1.2年合わせて21名もの新入部員が入部しました。新入生は日々の活動への積極的な参加に加えて、自主的なトレーニングも互いに呼びかけあって行うなど、主体的に競技力の向上に向けて練習を重ねており、その意欲的な姿勢で部全体に活気を与えてくれています。
夏には、当部の部員がヨーロッパで行われた世界選手権で素晴らしい活躍を見せてくれました。世界オリエンテーリング選手権大会(デンマーク)に小牧弘季(M2)、ジュニア世界オリエンテーリング選手権大会(ポルトガル)に樋口佳那(資源2)・谷口瑞樹(情科2)、世界大学オリエンテーリング選手権大会(スイス)に小牧・大栗由希(M1)・永山遼真(体専4)が日本代表として出場しました。世界の舞台での彼らの活躍は日本オリエンテーリング界全体を熱く盛り上がらせ、われわれ部員に夢を見させてくれたように思います。
秋には長野の富士見高原を会場にインカレロング・スプリントが2日間にわたって開催され、両日ともに筑波の選手が大きく活躍しました。なかでもインカレロングでは女子選手権の部で、樋口佳那(資源2)が優勝を果たし、男子選手権の部では永山遼真(体専4)が準優勝という結果を残しました。また、今年入部した山崎葵(資源1)が女子選手権の部で6位入賞し、素晴らしい成長を魅せてくれました。一般の部でも1・2年生を中心に入賞者を多数輩出し、全国の舞台で筑波大オリエンテーリング部の存在感を見せる形となりました。
冬に入り、現在部では、3月に開催を控える第42回筑波大大会に向けて運営代を中心に準備を進めています。千葉県袖ケ浦市のテーマパーク「東京ドイツ村」をテレインに据え、競技性とエンタメ性を高い次元で両立したスプリント大会の提供を目標に部員一同鋭意準備中です。

本年は、活動制限の緩和に伴い部も活動の幅を大きく広げ、多方面にわたって部員の活躍をみることができた1年でした。これらの活躍は活動制限の厳しかったコロナ禍の2年間において部員一人一人が自分たちにできることを探して黙々と努力を重ね活動を続けてきた結果だと思います。
先行きの見通せない時勢ではありますが、筑波大オリエンテーリング部の部員なら、この先どんな困難にも立ち向かい乗り越えて、新しい景色を見せてくれると信じています。ご支援くださる皆様も温かい目でこれからの部の活躍を見守っていただければ幸いです。

拙い文章でありましたがこれにて令和4年末の挨拶とさせていただきます。
2023年も体育会オリエンテーリング部をよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎えください。

中井健介(2022年主務

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